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Race Report - 第2戦 岡山国際サーキット

一日目(2017年5月27日/晴・曇/ドライ)

一日目レポート

第2戦岡山、レース1を好位置からスタート。
決勝は、キャシディ選手3位表彰台、山下選手は初入賞を果たす

第2戦を迎えた全日本スーパーフォーミュラ選手権。大会の舞台は岡山国際サーキット。なお、今回は2レース制が導入され、土曜日は計時予選と30周のスプリントで行うレース1が行われた。
爽やかな青空が広がる中、ルーキーのNo.3 ニック・キャシディ、No.4 山下健太両選手を擁するKONDO Racingは、予選で奮闘。岡山はコース距離が短く、タイミング次第で渋滞にはまりやすい傾向にあることから、クリアラップを取るために、最初のアタックのタイミングを他チームよりも遅らせる戦略をとった。その後、一旦ピットにクルマを戻して最終アタックに向けての微調整を行うと、2セット目のニュータイヤを投入して再度コースへ。作業に時間を要し、そのタイミングがやや遅くなってしまったが、2台はクリアラップでのアタックに成功。キャシディ選手が3番手、山下選手が8番手の順位を手にした。
迎えた午後からの決勝。陽射しが強くなる中、午後3時30分、30周のレースがスタートする。ルーティンのピットインがなく、また、抜きどころも少ないことから、スタートでどこまでポジションアップできるかがカギとなる中、キャシディ、山下両選手は無難にスタートを決め、キャシディ選手はポジションキープでオープニングラップを終えると、しばし前の2台を追随する形で周回を重ねた。前との差を縮めるとダウンフォースが抜けてバランスが悪くなることから、一定のペースを開けた形で周回。その後は安定したペースを保ちつつ、ポジションキープを優先させる形でレースを消化。結果、SF参戦2戦目ながら3位表彰台を手にすることになった。一方の山下選手はスタートで前方の車両にひっかかり、後方車両に一旦先行されたが、自身も2台を逆転。7位でオープニングラップを終える。その後は前を走る車両よりも後続との攻防戦を強いられたが、落ち着いて周回を重ねてポジションを死守。そのまま7位で戦いを終え、シーズン初ポイント獲得に成功している。

公式予選記録

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3
1 19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 関口 雄飛 1'13.387 - -
2 36 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 アンドレ・ロッテラー 1'13.943 - -
3 3 FUJI×raffinee KONDO SF14 ニック・キャシディ 1'14.042 - -
8 4 FUJI×raffinee KONDO SF14 山下 健太 1'14.277 - -

※ゼッケンNo.64は、2017全日本スーパーフォーミュラ選手権統一規則 第27条 10.(決勝レース出走嘆願書の受理)により、決勝レースへの出走を認める。


決勝結果

Pos. No. TEAM DRIVER LAPS TIME DELAY BEST TIME
1 36 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 アンドレ・ロッテラー 30 37'58.782 - 1'15.233
2 19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 関口 雄飛 30 38'00.730 1.948 1'15.307
3 3 FUJI×raffinee KONDO SF14 ニック・キャシディ 30 38'06.568 7.786 1'15.298
4 18 KCMG Elyse SF14 小林 可夢偉 30 38'10.340 11.558 1'15.258
5 16 TEAM MUGEN SF14 山本 尚貴 30 38'13.701 14.919 1'15.689
6 20 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 ヤン・マーデンボロー 30 38'14.274 15.492 1'15.463
7 4 FUJI×raffinee KONDO SF14 山下 健太 30 38'16.278 17.496 1'15.467
8 2 P.MU/CERUMO・INGING SF14 石浦 宏明 30 38'17.534 18.752 1'15.620
9 37 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 中嶋 一貴 30 38'24.151 25.369 1'15.845
10 1 P.MU/CERUMO・INGING SF14 国本 雄資 30 38'27.747 28.965 1'15.439

Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 1'15.072 30/30 177.574km/h

近藤監督のコメント

昨日の走行では山下のほうが上に行ってたので、今日の予選結果(キャシディ3位、山下8位)は悔しいでしょう。コースがコンパクトな岡山ではアタック時の渋滞が十分予測されたので、タイミングをずらして彼らをアタックに送り出そうという戦略で挑みました。ただ、ピット作業も必要だったので、ギリギリのタイミングになってしまいましたね。それが残念でした。まぁ、開幕戦ではバタバタしましたが、ニックも山下も実力ある選手。彼らの本来の力を今回は出せたのでしょう。ここから上に引き上げてやるのがチームとしての責任。ほんのちょっとしたことで予選ポジションが変動する戦いだったので、結果に関しては良かったです。
ふたりとも確実に結果を出してくれた。それが今日一番大事なことでした。3位でニックが1コーナーに入って行ったときは2位争いに競り負けちゃったけど、まだ参戦2レース目だしね。ある意味、ニックは今日の走りで自信をつけたと思います。一方、山下はよく粘りましたね。いいペースでポジションをしっかり守りました。明日は長いレースになるので今日のように甘くはないと思いますが、まずは明日も予選でいい場所につけて、気を引き締めてがんばってもらいたいですね。

ニック・キャシディ選手のコメント

専有走行では、改善のために微調整を繰り返しましたが、その中でまだパフォーマンスとして底上げが必要。まだまだ向上を目指していきたい。でも予選で3番手の結果はとてもうれしい。まだこのカテゴリーで2戦目ですから。予選の感覚としては前回の鈴鹿のほうが手応えがありました。なので、今日のポジションはチームがクルマに手を加え、いいものを準備してくれたからこその結果。まだ少し問題は残っていますが、改善させていって、このまま好調をキープし、いい結果を出したいと思います。最初のアタックのタイミングを周りのチームとずらしたのは、僕のリクエスト。渋滞するのはわかっていたので、クリアラップをとるためにそうしました。2度目のアタック前にはピットでの作業に時間がかかり、コースに戻ったのは、残り4分30秒くらい。ちょっと時間が足りなかったですね。でも、3番手を獲れたので満足しています。決勝ですが、僕はあまりスタートが良くないのでそれが心配です(苦笑)。
決勝は正直言って、つまらないレースになったというのが率直な気持ち。でもそのつまらないレース展開だったので3位になれたとも思うし、良かったです。まず後ろとのギャップを作ること、そのギャップを保つことを一番に走りました。最終的に(3位のまま)チェッカードフラッグを見ることができて、ハッピーでした。僕らのクルマはまだ改善したいところがあるし、進化しないといけない状態です。クルマは前に近づくとダウンフォースが抜けてペースが落ちるので、2台を追いかけるというより様子を見ながら走っていました。このサーキットで後ろについて追いかけるのは難しいことなのですが、今回このタイミングで表彰台に上がれたことが僕たちにとっては意味のあることだと思っています。

山下 健太選手のコメント

1回目のアタックを遅めに行い、ほかのチームとタイミングをずらしました。チームの戦略でそういうアタックになりましたが、1回目も2回目も僕の中では、「無難なタイムアタック」でした。鈴鹿のときに(アタックでの)クリアラップが取れたなかったので、今回はそれを取ることを課題に挑みました。今回は誰にもつまらずにクリアラップでベストラップを出せたので、良かったと思います。一方で、予選ポジションとしては参戦2戦目にして真ん中より上の位置なので悪くはないのですが、同じチームのニック(キャシディ)が3番手にいるので、その点は悔しい。スタートも気になりますが、うまく決められたらいいなと思います。レースでもポイントを獲れたらいいなと思っています。
鈴鹿ではスタートを自己流でやったのですが、それでストールしてしまったので、今回はやり方を教えてもらって(笑)練習を何度もして普通のスタートができるようになりました。決勝でも蹴り出しが良かったんですが、前の野尻選手が出遅れたようでそれを避けたら、ホイールスピンをしてしまいました。その間に1台先行されてしまいましたが、そのあとの混戦で2台抜き返すことができました。2コーナーアウト側とアトウッドのアウト側からです。そこからペースがあまり上げられない中、前のマーデンボロー選手がすごく速くて離され気味になりました。次は後ろから来ていた石浦選手のことも気になりましたが、岡山なので抜かれることはないかと思いつつ走りました。ペースは悪くなかったので、明日はもう少し上へ行けるようにしていきたいです。

エンジニアのコメント

【3号車】

専有走行から持ち込んだ色んなメニューを試して、その中からセットを決めていきました。ただ、予選では、1回目のアタックを終えてピットインし、セット変更に時間がかかってしまったので、(2セット目でのアタック時間が減って)結果的に1周少なくなってしまいました。残念です。ただ、良い流れもあるし、彼の今の力をきちんと出せることができたので、良かったとも思います。
決勝は、うまくまとめたと思います。前にくっついて走るとダウンフォースも抜けるし、走りにくいということをキチンと把握した上で速さを見せていました。ミスもなかったし、上手なドライバーだと思いました。レース後、クルマとして足りない部分をリクエストしていましたので、明日のレースに向けて準備を進めて行こうと思います。

【4号車】

予選でタイミングをずらしてアタックしたのは、チームの戦略でした。昨日の専有走行から安定したタイムで走っていたし、セットも色々試す中で流れが出来ていました。いいアタックを見せてくれたし、予選結果も悪くはないのですが、一方で、もう少し上を狙っていけたのかとも思います。
決勝は、スタートをうまく決めてくれたし、よく頑張ってくれたと思います。後ろからプッシュされ、プレッシャーのかかる展開でしたが、うまくしのいでくれました。

二日目(2017年5月28日/晴/ドライ)

二日目レポート

第2戦岡山、レース2で山下選手が6位入賞

全日本スーパーフォーミュラ第2戦レース2のイベントが開催された岡山国際サーキット。前日以上の快晴に恵まれ、初夏のような暑さとなる中、ノックアウト予選とタイヤ交換を義務付けられた51周のレース2が行われた。
まず、午前9時20分から20分間のノックアウト予選・Q1がスタート。KONDO Racingは前日同様、クリアラップ確保のために他車のトラフィックを避けて、アタックのタイミングをずらしてのアタックを行った。気温20度、路面温度28度の中、周りの車両が数周周回したころにコースへと向かったNo.3 ニック・キャシディ、No.4 山下健太両選手。全19台のうち12台がピットに戻る間、まず山下選手が1分14秒657の暫定トップタイムをマークする滑り出しを見せた。残り8分になって、最後のアタックがスタート。その中でポジションアップを狙ったキャシディ選手が2コーナー先で痛恨のスピン。これが赤旗の原因となり、キャシディ選手はQ2進出の機会を喪失した。また、アタック再開後にあらためてアタックに向かった山下選手だが、タイムアップには繋がらず。結果、5番手でQ1を終えた。
Q1とは異なり、10分間で競うQ2は開始時刻が訪れてもコースインするクルマは皆無。山下選手は10台中8番目でアタックに向かうと、ウォームアップを経て、計測4周目に1分14秒104をマーク、トップに躍り出た。このままチェッカーを迎えるかに思われたが、アタック中の車両も続々自己ベストタイムを更新。結果、山下選手のタイムをNo.2 石浦選手が上回ったため、山下選手は2位で予選を終えることにはなったが、スーパーフォーミュラへステップアップ後、わずか2戦目にして予選2位のベストレコードをマークする活躍を見せた。
迎えたレース2決勝。午後2時25分、51周の戦いが幕を開ける。予選2位の山下選手は、先輩ドライバーたちの勢いに怯むことなくスタートに成功。ポジションキープでオープニングラップを終えた。すでに1周を終えた時点でルーティンのタイヤ交換へと向かうライバルもいる中、山下選手はコースにステイし、周回を重ねる。が、30周を終える頃には、トップとの差は14秒近くまで広がった。加えて後方からはペースアップしたライバルが接近。ときにオーバーテイクシステムを使い応戦を見せた山下選手だが、チームは31周終了の時点でピットインを敢行。ところがピット作業でタイヤ交換に手間取り、コース復帰が遅れてしまった。
気を取り直し、6番手までポジションを戻した山下選手。その後、レースは、コースアウトしてスポンジバリアに激突した車両回収のため、セーフティカーがコースイン。リスタート後、山下選手はまたも前後車両との緊迫した攻防戦を繰り広げた。その中でペースアップしながらミスのない落ち着いた走りを披露。そのまま6位チェッカーを受け、今季自己ベストの結果を手にしている。
一方、予選17番手となったキャシディ選手。抜きどころのない岡山では、ミスなく粘りの走りをすることが大事、と集中力を切らすことなく周回を重ねていく。また、序盤の時点でルーティンワークのピットインを半数以上の車両が行ったことから、空いたコースを味方にし、キャシディ選手は少しでもポジションアップのチャンスを伺いながら周回を重ねた。
ピットインは25周終了時。ピットでの作業ミスでコース復帰が遅れたが、13位からの追い上げで激しいポジション争いを繰り広げる。そんな中、車両クラッシュによりセーフティカーがコースイン。キャシディ選手はSCラン解除後のリスタートをうまく利用し、逆転に成功するとさらにもう1台逆転を狙い、猛プッシュ。一度は先行したが、抜ききるまでには至らず。結果、11位で戦いを終えることとなった。

公式予選記録

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 Q3
1 2 P.MU/CERUMO・INGING SF14 石浦 宏明 1'14.248 1'13.918 -
2 4 FUJI×raffinee KONDO SF14 山下 健太 1'14.657 1'14.104 -
3 19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 関口 雄飛 1'14.777 1'14.134 -
17 3 FUJI×raffinee KONDO SF14 ニック・キャシディ 1'15.204 - -

公式予選(Q1)は、計測開始18分53秒時点で赤旗提示。残り時間2分30秒で再開した。(赤旗中断 9:38~9:45)


決勝結果

Pos. No. TEAM DRIVER LAPS TIME DELAY BEST TIME
1 19 ITOCHU ENEX TEAM IMPUL SF14 関口 雄飛 51 1:09'02.975 - 1'16.142
2 2 P.MU/CERUMO・INGING SF14 石浦 宏明 51 1:09'03.383 0.408 1'15.772
3 36 VANTELIN KOWA TOM'S SF14 アンドレ・ロッテラー 51 1:09'05.561 2.586 1'16.076
4 7 SUNOCO TEAM LEMANS SF14 フェリックス・ローゼンクヴィスト 51 1:09'06.227 3.252 1'16.104
5 18 KCMG Elyse SF14 小林 可夢偉 51 1:09'08.897 5.922 1'15.631
6 4 FUJI×raffinee KONDO SF14 山下 健太 51 1:09'11.009 8.034 1'16.380
7 15 TEAM MUGEN SF14 ピエール・ガスリー 51 1:09'13.208 10.233 1'16.191
8 16 TEAM MUGEN SF14 山本 尚貴 51 1:09'17.262 14.287 1'16.968
9 1 P.MU/CERUMO・INGING SF14 国本 雄資 51 1:09'20.062 17.087 1'16.801
10 40 DOCOMO DANDELION M40S SF14 野尻 智紀 51 1:09'20.707 17.732 1'17.108
11 3 FUJI×raffinee KONDO SF14 ニック・キャシディ 51 1:09'21.592 18.617 1'16.694

Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
18 KCMG Elyse SF14 1'15.631 51/51 176.261km/h

本決勝レースは、39周目にセーフティカーを導入。42周目にコースを離脱した。

近藤監督のコメント

予選結果ですが、ニック(キャシディ)にしても、山下(健太)にしても、同じようなポテンシャルがあるから、ニックは悔しいでしょうね。タラレバにはなるけれど、スピンがなければ山下と似たようなポジションにつけていたと思います。彼が攻めた結果なので、僕が責める必要はないし、これを糧にしてもらえばいいと思っています。今日はきついレースになるでしょうが、戦略をしっかり立ててもらい、好機があるならポジションアップしてほしいですね。2位になった山下は、ポール獲れたな、と一瞬思ったんですが、そのあとアタックしていた石浦のセクタータイムを見て、残念、と思いました(笑)。チームとしてはいい流れができていると思います。体制としてしっかりしたものになってきたとアピールできているので、これからも勉強を続け、若いドライバーの力をしっかり引き出してあげたいですね。昨日のレース1ではニックが表彰台に上がっているので、今日は山下に上がってもらいましょう!
決勝では、それぞれのドライバーがベストを尽くした走りを見せてくれました。ルーキーながら彼らの持つ実力をしっかり出していたと思います。ピットでのミスがあり本当に残念でした。次回はチームとしてしっかり戦い抜けるようがんばります。

ニック・キャシディ選手のコメント

2コーナーでスピンしました。ただそれだけ。確かに攻めてはいたけれど…。別に原因があるわけじゃないです。悔しいし、残念です。昨日のレースを終えて、今日の予選にむけてセッティングの変更をして挑んだんです。今日のノックアウト予選ではQ1通過は決して難しいことと思ってなかったし、Q2でどのあたりまで行けるか、楽しみにしていたんですが…。自信があっただけにほんと残念です。今日はピットストップもする必要があるので、それをうまく利用できればいいと思います。
今日のレースは、色んなことを学ぶ機会となりました。レース自体は入賞することも決して難しいことではなかったのですが、ミスが重なり残念な結果となりました。悔しい気持ちもありますが、次からこのようなことがないように、みんなでしっかり前進できればいいと思います。方向性も見えてきているので、今後に期待しています。

山下 健太選手のコメント

スーパーフォーミュラという高いレベルのレース参戦2戦目にして、予選で2位を獲れたことは、本当にうれしいです。開幕戦以降、クルマはずっとバランスの問題を抱えているのですが、岡山に入ってからもスタッフが一生懸命その対策に時間を割いてくれたので、すごくいい状態になっています。Q2でトップタイムをマークしていたという状況は全然わかりませんでした。ポールポジションは獲れませんでしたが、3戦目で2位なので、これで良かったと思っています。
今日のスタートはホイールスピンが多かったですが、前のクルマと同じくらいだったので、意外と良かったかもと思いました。でも両サイドから速い車両が来て…。自分がアウト側で踏ん張っていたおかげでポジションキープできました。ただ、序盤はペースが遅くて前の石浦さんとは勝負にならなかった。それに後ろからローゼンクヴィスト選手が来ていて、すごく速かったのですが抜かれるほどではないと思って落ち着いて走ることができました。ピットイン後のタイヤではタイムアップできたので、結果論ではありますが、もう少しピットに早く入っていても良かったかなと思いました。ピット作業で時間がかかってしまったのですが、今回はチームが予選で2番を獲れるクルマを作ってくれたことが大事だったし、スタートも2番で行けたし、レースでも2番をしばらく走ることができた。まずはそのことに対してチームに感謝しています。

エンジニアのコメント

【3号車】

前日のレース1後、セット変更などそれなりの作業を加えたのですが、微妙な変化でも大きくフィーリングが変わってしまうので、その変更箇所のチェックもできないまま、いきなりノックアウトのQ1に出走したこともあり、アタック中にスピンしたようです。がんばろうとする気持ちが上回ってしまったのでしょう。アジャストしきれず、ピーキーになってしまい、飛び出したと思われます。彼には申し訳ないことをしました。ただ、まだルーキーのレースなので、色んなことを勉強してもらい、しっかりと戦ってもらえればと思います。状況次第でポジションアップの可能性もあるでしょう。
決勝では、ポジションが後方ということもあり、レースをしながら今後に向けてどのように戦っていくのかを含めたメニューを用意し、確認しながら走っていました。結果としては厳しいものになりましたが、抜きどころでしっかりプッシュする様子も見られたし、実際に逆転もできたので、ニックの速さは明らかだし、これからもっと良くなっていくと思います。

【4号車】

昨日の予選からは微調整で今日のノックアウト予選に挑みました。鈴鹿以降、まだ問題点は残ってはいるのですが、今日の予選は、まずいいタイミングでアタックに送り出すことができたこと、そしてその中で山下がいいアタックを見せてくれたことがうまく合わさった結果だと思います。それでいいタイムを出すことができました。Q2はピット位置が後方なので、送り出すタイミングを気持ち早めにしたんですが、結果的にそれが奏功しました。
決勝は、レースラップが伸びなかったですね。これは山下だけでなく、周りもそうだったのですが。スタートがなんとかポジションキープできたし、トップによく喰らいついていきました。ピット作業もあり、ポジションを下げてしまったのは残念ですが、その後も攻防戦をしっかり戦ってくれました。次に繋がる戦いをしてくれたと思います。

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