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Race Report - 第1戦 岡山国際サーキット

一日目 予選(2019年4月13日/晴/ドライ)

予選レポート

2019年開幕戦は、予選6位スタート

2019年、KONDO Racingでは新たにヤン・マーデンボロー選手をチームに招聘。 チーム2年目となる高星明誠選手とともにシーズンを戦うことになった。 加えて新たなメインパートナーのリアライズコーポレーションからのサポートを受け 車両名も「REALIZE CORPORATION ADVAN GT-R」となり深いブルーのマシンとなった。 チームはオフシーズンから手応えあるテストを重ね、開幕戦の岡山大会を迎えた。 予選日はやや季節外れの寒さとなったが、午前中は日差しに恵まれ、サーキット上空にも青空が広がる。 また、朝の公式練習でNo.24 REALIZE CORPORATION ADVAN GT-Rは、2番手の好タイムをマーク。予選に向けてさらに期待が高まった。 その予選Q1では、まずアタックを担当したヤン・マーデンボロー選手がコースレコード更新となる1分17秒333を刻み、3番手につける躍進ぶり。 続くQ2アタックの高星選手も、下がり始めた路面温度に対してしっかりと対応。タイムアップを狙ったが、勢い余ったか惜しくもオーバーラン。 だがその後、気を取り直して再度アタックし、1分17秒531をマークしてベストタイム更新に成功した。 結果、初戦は6番手からスタートを切り、ポジションアップを目指すことになった。

公式予選記録

GT500

Pos. No. TEAM DRIVER Q1 Q2 WH
1 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生/ロニー・クインタレッリ 1'17.165 1'16.602 R  
2 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木 大樹/ジェームス・ロシター 1'17.103 1'16.876 R  
3 1 RAYBRIG NSX-GT 山本 尚貴/ジェンソン・バトン 1'17.879 1'17.223 R  
4 17 KEIHIN NSX-GT 塚越 広大/ベルトラン・バゲット 1'17.579 1'17.088 R  
5 8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀/伊沢 拓也 1'17.879 1'17.223 R  
6 24 リアライズコーポレーション ADVAN GT-R 高星 明誠/ヤン・マーデンボロー 1'17.333 1'17.531 R  
7 37 KeePer TOM'S LC500 平川 亮/ニック・キャシディ 1'17.906 1'17.693 R  
8 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキィ 1'17.874 1'18.680  
9 6 WAKO'S 4CR LC500 大嶋 和也/山下 健太 1'17.992 R  
10 19 WedsSport ADVAN LC500 国本 雄資/坪井 翔 1'18.007 R    
11 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤 英紀/中嶋 大祐 1'18.015 R    
12 38 ZENT CERUMO LC500 立川 祐路/石浦 宏明 1'18.185    
13 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン/牧野 任祐 1'18.467    
14 36 au TOM'S LC500 中嶋 一貴/関口 雄飛 1'18.496    
15 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/中山 雄一 1'18.568    

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

R:コースレコード(従来のレコード 1'18.126)

※No.3 F.マコヴィッキィ 当該ラップタイム削除(SpR.18.1「走路外走行」)

近藤監督のコメント

今日はQ1でヤン(マーデンボロー選手)がいい仕事をしました。テストでの様子から把握はしていたのですが、 彼の走りのスタイルとヨコハマタイヤの性質とがとてもよく合っているんじゃないかなと思っていたんです。 ヨコハマタイヤの良さをうまく引き出した予選アタックになりましたね。一方で、チームのエースドライバーになった高星にとっては、 ヤンの走りが大きな刺激になったことでしょう。悔しい思いをしたでしょうが、その気持ちをしっかりと忘れないで欲しいと思いました。 結果はともかく、今日のクルマはバランスもしっかり取れていて、いいクルマに仕上がっています。 天候の面で言うと、チームとしてはいわゆる”ちょい濡れ”が理想。ただ、去年よりはさらに良い戦いができると信じています。

高星 明誠選手のコメント

朝の走行ではバランスが良くなくて、セッティングの調整に時間を要してしまったのですが、その問題は解決しました。 午後からは気温も下がるだろうという読みもうまく当たり、Q1ではヤンが3番手で良かったのですが…。 その後Q2で僕がその流れを崩してしまったことに関しては、チームに申し訳ないという気持ちでいっぱいです。 ただ、気持ちを切り替えいい結果が出せるよう明日の決勝に臨みたいと思います。

ヤン・マーデンボロー選手のコメント

予選担当のQ1では、3番手につけることができてうれしかったですね。 一方で、チームとしてはまだまだ本当の実力を発揮することができてないと思っているので、 それをカバーするために一生懸命仕事をしました。結果として予選ではヨコハマ勢のトップにつけることが出来ました。 とはいえ、まだやるべき事はたくさんあるし、その中で進化や改善が進んでいると思います。

エンジニアのコメント

今年から新たにヤンが加入したので、ヨコハマタイヤの特徴を掴んでもらうためにシーズンオフのテストでは ニュータイヤを使った走り込みをさせていました。ただ、今回の予選アタックに関しては、高星が期待する結果に応えられなかっただけに、 余計に悔しさを感じているはずです。今後も、ふたりのドライバーによる相乗効果に期待しています。明日は雨なら少雨だといいなと思います。 晴れても、気温がさほど上がらなければ十分、いいところを狙えるのではと思います。

二日目 決勝(2019年4月14日/雨/ウェット)

決勝レポート

赤旗終了の開幕レースは、5位フィニッシュ

高い確率で雨になると言われた日曜日。少し肌寒い朝を迎えたものの雨はまだ降っておらず、 本格的な雨模様となったのは決勝を前にしたお昼前くらいからだった。 レースウィークで初めてとなるウエットタイヤでレース直前のウォームアップ走行を行い、 ダミーグリッドに整列した全44台の車両は、フォーメーションラップのあと、 セーフティカーランでスタートが切られ、4周目から実質レース開始となった。 激しい水煙が上がる中、クレバーなレース運びを求められたが、スタートドライバーを務めた高星選手は、 タフなコンディションの中でも安定した走りに徹し、周回を重ねていった。 だがその後、多重クラッシュによる赤旗中断や、再開直後に起きたトップ争いの接触、 GT300車両のクラッシュなどでセーフティカーランが繰り返される事態に。 結果、31周走行中に2度目の赤旗中断となった。この時点ですでにレース開始から2時間近くが経過しており、 また天候の回復も見込めないという状況から、レースは30周目の順位をもって終了。 KONDO Racingとしての2019年初戦は、5位入賞となった。

決勝結果

GT500

Pos. No. TEAM DRIVER TIME/DIFF LAPS WH
1 8 ARTA NSX-GT 野尻 智紀/伊沢 拓也 1:53'35.505 30  
2 23 MOTUL AUTECH GT-R 松田 次生/ロニー・クインタレッリ 1.227 30  
3 12 カルソニック IMPUL GT-R 佐々木 大樹/ジェームス・ロシター 2.781 30  
4 3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R 平手 晃平/フレデリック・マコヴィッキィ 4.21 30  
5 24 リアライズコーポレーション
ADVAN GT-R
高星 明誠/ヤン・マーデンボロー 5.773 30  
6 19 WedsSport ADVAN LC500 国本 雄資/坪井 翔 8.603 30  
7 16 MOTUL MUGEN NSX-GT 武藤 英紀/中嶋 大祐 11.099 30  
8 38 ZENT CERUMO LC500 立川 祐路/石浦 宏明 11.5 30  
9 36 au TOM'S LC500 中嶋 一貴/関口 雄飛 12.207 30  
10 64 Modulo Epson NSX-GT ナレイン・カーティケヤン/牧野 任祐 13.614 30  
11 39 DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/中山 雄一 14.904 30  
12 37 KeePer TOM'S LC500 平川 亮/ニック・キャシディ 16.62 30  
13 6 WAKO'S 4CR LC500 大嶋 和也/山下 健太 17.635 30  
14 17 KEIHIN NSX-GT 塚越 広大/ベルトラン・バゲット 31.856 30  
15 1 RAYBRIG NSX-GT 山本 尚貴/ジェンソン・バトン 1 Lap 29  

WH=ウェイトハンディキャップ(kg)

※開始(セーフティカースタート) : 14:30'00 終了 : 16:23'35

※セーフティカー : 1)14:30'00 - 14:37'04 2)14:38'20 - 14:53'56 3)14:58'50 - 15:00'40 4)15:45'00 - 15:57'18 5)16:04'11 - 16:27'35

※赤旗 : 1)15:00'40 - 15:45'00 2)16:27'35

※No.17 塚越広大 競技結果に対して34秒加算(SpR.13-1.b「危険なドライブ行為」レース中のドライビングスルーペナルティ未消化)


Fastest Lap

No. TEAM LAPTIME
17 KEIHIN NSX-GT 1'31.085

近藤監督のコメント

本音としては、今日はファンの皆様にいいレースを見てもらいたかったのですが、 現場の状況を考慮すれば赤旗をもってレースを終えたのは仕方ないでしょう。 1回目の赤旗後の再開でクラッシュする車両が出てセーフティカーランになったのですから、 あのままレースを続けていたら、誰しもが”明日は我が身”の状態になったと考えられます。 今回の主催者が決めた早期終了は、最良の決断だったのではないでしょうか。 今回、僕らはあのコンディションの中でもライバルたちと競る走りができました。 これは去年までと比較すれば非常にいい兆候です。シーズンオフに繰り返しやってきたテスト、 そしてヨコハマゴムさんの開発の成果が確実に現れ、次戦に向けて明るい希望が見えました。 決勝スタートを担当した高星も厳しいコンディションの中、しっかりコースに留まり、入賞できたのは評価できます。 今後のレースが楽しみです。

高星 明誠選手のコメント

今日はリスタートが何度もあったレースなので、その都度ミスのないように、 またポジションを落とさないように気をつけてレースをしました。 結果的に1ポジションアップの5位フィニッシュで入賞しポイントを獲得することができましたので、 次の富士ではいい結果が残せるよう頑張ります。

ヤン・マーデンボロー選手のコメント

決勝中は、どのタイミングでドライバー交代することになるのかわからない状態だったので、 とてもストレスを感じる状況でした。そんな中、最初にドライブしたミツ(高星選手)がしっかりとコースに留まり、 いい仕事をしてくれたと思います。

エンジニアのコメント

昨シーズンまで大きな課題であった、ウエットタイヤの開発がかなり進んだことを確認できるレースだったと思います。 今回の走行の中からポジティブな要素がまた見つかりました。高星もあの厳しい状況の中で何事もなく最後までコースに留まり、 ポジションを1つ上げて走り切ったことで、今後の戦いに向けいい流れができたと思います。

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